埼玉県 戸田市を中心に、市役所・学校・住宅などの電機設備工事をされている 有限会社 八木橋電業 様より。
ロゴのリデザイン・名刺デザインを賜りました。
お父様の代から、ご長男様への世代交代。
事務所の新設に合わせて、ロゴ・名刺・サイン看板等、全てのデザインを担当させていただきました。
お父様が立ち上げ当初からのお客様に対する想い「古き良き…」「義理と人情」を大切に。昔ながらの良いところを残しながら、現代の若者にも受け入れやすいデザインへとのご希望。
古くからお付き合いのある お父様世代のお客様にもわかり易く受け入れやすいデザイン。そして30代〜40代の若い世代や新規のお客様への認知度向上などを考慮しながらデザイさせていただきました。
【クラシック・モダン】
クラシックとは「模範的な、古典の、典型的」という意味。 伝統的、基本的、正統派の雰囲気で、時代の変化にも変わらない普遍的なスタイルのこと。モダンは英語で「現代的でしゃれた様子」という意味をもつ。相反する意味を持つ、二つの言葉から 「昔ながらの良いものが今の時代に見直され、新鮮に感じられる」ことを意味します。
上の世代の方にも「安心・安定」を感じられる深みのあるネイビーブルーを基調に構成し、若者向け「モダン・クラシカル」をイメージさせるゴールド調のイエローオーカーを差し色に使用しました。
「八木橋電業」の頭文字から取った「YD」は、お父様が考案された初期からの愛称とのことで、戸田市では「YD」のロゴが入った作業車を良く見かけます。
今回のメインデザインは「YD」の頭文字。こちらは長年のストーリーやお父様、お兄様、従業員の方々の会社を思う気持ちに、私も想いを馳せながら…お互いの想いが完全に一致するところまで何通りも案を出させていただきました。
スッキリとシンプルな書体をベースに「現代的」なイメージのロゴマークへリデザイン。「D」の書き終わりの斜線部では「電気が通る・未来へ走る」などの動きを表現させていただきました。とてもシンプルなデザインですが、洗練された上品さが上手くプラスされたリデザインとなりました。未来へ向けたメッセージがお客様にも届くよう、そして、八木橋電業様がこれからの未来も走り抜けてくださるよう。心より願っております。